ももくその、楽園てどこにあるんだろう・・・。

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前回の続き(タイトルなしw)

前回の続き ←見ていない方はどうぞこちらから

突然姿を消したタップさん。
このお城で生まれ育った彼に、行くところはあるのだろうか・・・?


いなくなってしまった理由をエミさんと一緒に博士に聞いてみた。
すると博士は「遠く外国にいる知り合いのお医者様に、タップさんの喉が良くなって、
喋れるよう治療をしてもらう事になった」のだと言う。

こんな突然に?
釈然としないが、タップさんの声が聞けるようになるのなら嬉しい。
寂しいけど、お城に帰って来るまで頑張ろうとエミさんと話す。


船

そして何より驚いたのが「タップさんの代わり・・・」と紹介された人が、まるで墓地から
這い上がって来たかのような不気味な感じの大男だった。
話しかけても無反応、ずっと私たちを監視しているかのような視線・・・。

正直好きになれなかった。

ある日、博士から呼ばれる。
エミさんしか入れない部屋に入ると、博士からこんな事を言われた。

「君は毎日よくやってくれているね。
大変だと思うが、是非君にやってもらいたい仕事がある」と・・・。

博士の後をついて行くと、普段、「決して近づいてはならない」と言われている地下のカーヴ
に行く階段を降りてゆく。

辿り着いたそこには部屋が3部屋あり、そのうちの1つのドアに鍵を入れて中に入る。
部屋にはソファーが1つ無造作に置かれている。

私の目を引いたのは、そのソファーの真ん中に生後間もない赤ちゃんが眠っていた事だ。

博士が言うには、「お城の門の前に捨てられていたのだ」と・・・。
なので「私にこの子の面倒を見て欲しい」のだとか・・・。

私は心が痛んだ。
自分が死ぬか生きるかの瀬戸際で、捨てた親を責めることも出来ない。
とても悲しくなった・・・。

私は「一生懸命育てるので、是非やらせて欲しい」と言った。
すると博士は、もう1つ見て欲しい物があると言う。

隣の部屋のドアに鍵を入れて入る。
そこには驚いた事に、10歳から30代半ばまでの男女30人ほどの人が、広々した部屋に
いたのだった。

彼らは飢饉で家族に捨てられた子供達で、博士がこっそり彼らを救ってここで育て保護して
いたのだと。

彼らの中にはここに来て15年という人までいる。
ほとんどの人が何かしらタップさんのような問題を抱えていて、社会的に庇護されるべき立場
の人達だった。

みんなが飢えているこの時代、ただでさえ周りに理解を得られずに村八分にされたりする。
そんな行き場の無い彼らを救っていた事に感動した。

そして機会があったら順番ずつ治る可能性のある子から、タップさんのように有名なお医者
様の所へ連れて行き治療していたのだと・・・。

真夜中の叫び声にも納得。
ここに来て8年という青年は、少々興奮すると奇声を度々上げてしまうのだ・・・。

もうこれで怖くは無い。
私の作る大量のスープにも納得だ。

そして私の大忙しの生活が始まる。
生後間もない赤ちゃんはエミさんと2人で協力して育てることになったのだが、なんせ2人
供、子供を育てた経験がない。


赤ちゃん


寝る間もなく四苦八苦しながらの子育てだ。

エミさんは最近、疲れているようで、夜はもっぱら私が面倒を見ていた。
その日も育児で眠れず、喉を潤すためにキッチンへ行こうと廊下に出ると、なんと地下室へ
通じる階段から、あの不気味な大男が大きな袋を抱えて上がってきた。

私は不振に思い、恐ろしい気持ちを抑えて後をついて行く。
すると森の奥深くに入ってゆく。

暗闇に目が慣れるまで時間がかかった。
大男のランプの明かりを見失わないように付いていった。
随分長い間歩いたところで立ち止まり、袋の紐を解いて中の物を地面に放り投げた。

すぐ大男はお城へと歩いていく。
暗闇で捨てられた物が何なのか確認する事も出来ぬまま、場所と道のりをしっかりと確認し
て、私もお城へ引き返した。

戻ってから数時間眠った後、朝食の用意をする。
地下にいる人々の分も揃えて、大男が鍋を持ち、私はお皿を抱えて階段を降りてゆく。

部屋の中に入り、全員にお皿を渡したのだが、1枚残ってしまう。
数を確認して持ってきたので戸惑っていると、彼等の中で一番年長でリーダー格の青年が
「昨夜、12年ここに住んでいた青年が、博士の知り合いの病院に治療でお城を出たのだ」
と言う・・・。

昨夜・・・?
聞いていないし、博士は今日の朝早くに大きな街へ出かけてしまっている。
確認する事も出来ない。

私は急いでエミさんに赤ちゃんのお世話をお願いして、昨夜、大男が何かを捨て置いた森
へ向かった。

森は夜と昼とでは顔が違う。
記憶と感覚を呼び戻して森をさまよい歩いた。

するとやっとの事で、例の場所に辿り着く・・・。
昼間でも鬱蒼として薄暗い。

転がっている何かに近づいて見てみる。

そこにあったのは、狼か野犬に無残にも食い荒らされた人の体・・・。

私はパニックに陥り恐怖で声も出なかった。
ただ、一刻も早くお城に戻ってエミさんに伝え、子供と地下のみんなを大男から守らねば
と思い、森を走り続けた。


森


To be continued

。:゜(;´Д`)゜:2部で終わらせようと思ったのに終わらなかったー。


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コメントコメント


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こんにちわ!itibann

相変わらず・・・美しい、ももさんが出てますね
最後の写真はちょと・・睡眠不足な顔に見えます。

あらあれ・・PC占領されてる割には
連続UPですね
まさか・・旦那さん→喧嘩→涙→家出→ネットカフェじゃないですよね^^
出版社から・・来ますかね(依頼)

tookue | URL | 2010/05/04 (Tue) 00:12 [編集]


またしても。
気になって仕方がないじゃない。

ももくそさんがこういった系、書く方だとは。。。知らず。
余計に気になる。

カントリーママ | URL | 2010/05/04 (Tue) 01:39 [編集]


うわぁぁぁ

恐ろしいことが起きてしまった~e-330
ジキルとハイドを思い起こしてみたり、狼男を連想したり・・
本当は博士が恐ろしい人に思えてきました~~。
ひぇぇーーーーー!!怖っ。

jyobitaki | URL | 2010/05/04 (Tue) 04:17 [編集]


こんにちは!

ももくそさん
こんにちは!

ほうほう!これはウンベルト・エーコの小説を彷彿させるサスベンスドラマですね!中世ヨーロッパならではの重厚な空気感はサスペンスものにぴったりですね!結末楽しみにしています!

今日もありがとうございました!

ほぷぽふ | URL | 2010/05/04 (Tue) 08:03 [編集]


ももくそさん、こんにちは。
ってアレレ・・・大爆笑なオチを予想していたのに、何やら怪しげな方向に!!
続きが物凄く気になるーっ!

スティングレイ | URL | 2010/05/04 (Tue) 10:36 [編集]


きゃぁぁ

怖いです!
でも早く続きが読みたいなぁ~!

Risa | URL | 2010/05/04 (Tue) 10:41 [編集]


やっぱり。。。

博士が病死した人を解剖して、スープにして、残りを袋に詰めて大男に運ばせたんじゃ!?
30人もの人間、その部屋で毎日何やってるんでしょう?ずっと同じ部屋に居るんでしょう?牢獄みたいね。
・・・なんて想像してると、きっと大どんでん返しがあるんだから(笑)。
ももくそストーリーのオチ、早く読みたいな。。。

かのちゃん♪ | URL | 2010/05/04 (Tue) 12:30 [編集]


Re:

v-254 tookue さん、こんにちは。
> 最後の写真はちょと・・睡眠不足な顔に見えます。
泣くとマスカラが落ちて最後の1枚のような残念な事になるんです。
この時代はウォータープルーフは無かったので・・・(笑)

> あらあれ・・PC占領されてる割には 連続UPですね
記事はすでに全部書きあがってあるので、公開ボタンを押すだけで
いいのです(笑)
昼間からお酒飲んでいるので(夫)早く出来上がってしまって、寝て
しまうので予想以外に使えています(笑)


v-254 カントリーママ さん、こんにちは。
> ももくそさんがこういった系、書く方だとは。。。知らず。
以外にギャグとか言えないほうなんですよ(笑)
実際はつまらない女なんです・・・。
お笑いを書くほうが難しいですね~。


v-254jyobitaki さん、こんにちは。
> ジキルとハイドを思い起こしてみたり、狼男を連想したり・・
> 本当は博士が恐ろしい人に思えてきました~~。
色々想像されてますね(笑)
本当はこんなに長く引っ張るつもりはなかったんですが、あまり
短くするとなんか薄っぺらい感じになったので、やむを得ずで
こんなになってしましましたー。
みなさんどんでん返しを期待されていますが、小説でもなんでも
ないので逆に私がドキドキしています・・・。ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ


v-254ほぷぽふ さん、こんにちは。
> ウンベルト・エーコの小説を彷彿させるサスベンスドラマですね!
名前を知らなかったのでぐぐってみたら、フーコーの振り子の作家
なんですね。
本の名前は知っていますが読んだ事はなかったので・・・(照)
今度、読んで見ます。


v-254スティングレイ さん、こんにちは。
> 大爆笑なオチを予想していたのに、何やら怪しげな方向に
Σ(o>艸<) キャー!どうしましょう・・・。
みなさん色んな想像をしているようで・・・www
たいしたオチじゃない場合、石投げられます・・・???

もう既に最後まで書きあがっているんですが、
発表するのやめようかしら・・・? ガクガク((((゚Д゚;))))ブルブル
怖いわぁ~。


v-254Risa さん、こんにちは。
> 怖いです! でも早く続きが読みたいなぁ~!
ありがとうございます~。
日本滞在は楽しんでいますか~?


v-254かのちゃん♪ さん、こんにちは。
> なんて想像してると、きっと大どんでん返しがあるんだから
> ももくそストーリーのオチ、早く読みたいな。。。
どんでん返しもオチもありません。
小説ではないので・・・。
1回で終わらすつもりがこんな感じになってしまって・・・。
続きUPするかしないか考え中です。

ももくそ | URL | 2010/05/04 (Tue) 17:41 [編集]


やっちゃってー!

ももくそさん、公開ボタンを押すだけよー!
数時間後にまた来てみます^^

なでしこ | URL | 2010/05/04 (Tue) 19:02 [編集]


くー

くーっ( ̄^ ̄)y-~~~持たせますねぇ~

一話目を読んだ後は、意外と怖くなかったりして~なんて思ってましたが、やっぱりおどろおどろ系に突入ですね☆

これだけ周りのプレッシャーを感じての第三話へと突入。。。ご心労お察しいたします~m(__)m

早く続きが読みたい~ o(≧∇≦o)

Larimarmaid | URL | 2010/05/04 (Tue) 20:20 [編集]


怖くなってきた!

怖いけど、読みたい。
読みたいけど、怖い(;´Д`)
で、二回も読んでる。。。
早く公開ボタン押してくださ~い( `・∀・´)ノヨロシクー

いまちゃん | URL | 2010/05/04 (Tue) 21:36 [編集]


Re:

v-254 なでしこ さん、こんばんわー。
> ももくそさん、公開ボタンを押すだけよー!
> 数時間後にまた来てみます^^
あはは。
ありがとうございます。
どうあがいても書きあがっている結末は一つなんでね・・・w
「なーんだよ!」を覚悟してUPします。


v-254 Larimarmaid さん、こんばんわー。
> これだけ周りのプレッシャーを感じての第三話へと突入。。。
> ご心労お察しいたします
(。´Д⊂) ウワァァァン! ありがとうございます~。

何度となく「小説のつもりはない」って書いたんですけどね~。
既にたいしたオチのない結果が書いてあるのに、期待されると
押しつぶされそうですw
だって私、作家じゃないし凡人ですもの・・・。(・c_・`)

コメ欄は最初閉じてUPしようかと思ったんです。
これはかなり悩みましたー。
コメで「次は〇〇かな?」とか変に予想されたり、期待のコメがあると
揺らいで気になって軸がぶれそうだったので・・・。
でも、中には「怖いからやめてほしい」って言う意見もあったら?と
思って閉じませんでした。

さっきなんか夫に「ブログ読んだけど、まったく面白くなかったよ」
と数回に渡って言われて(最初は無視した)、しつこいので
「ウルセー!黙ってクソして寝てろ!」って言ってやりました(爆)
で、今酔っ払って爆睡しておりますwww


v-254 いまちゃん さん、こんばんわー。
> 読みたいけど、怖い(;´Д`) で、二回も読んでる。。。
これぞ、怖いもの見たさ!ってやつですね・・・。(笑)
いまちゃんさんは、「開けちゃダメだよ」って言われると開けちゃう
タイプですか?
この誘惑、永遠のテーマです(笑)

ももくそ | URL | 2010/05/04 (Tue) 23:07 [編集]


するすると引き込まれます

ももくそさん、こんにちは!

2回目もまた引き込まれました~
次も楽しみにしています。

ももくそさんの筆が凄い。

サボ | URL | 2010/05/06 (Thu) 19:51 [編集]


Re: するすると引き込まれます

v-254 サボさん、こんにちは。
> 2回目もまた引き込まれました~
> 次も楽しみにしています。
こんな暗い内容ですみません・・・。
これが終わったら、明るく行きます!!!(笑)

ももくそ | URL | 2010/05/07 (Fri) 05:21 [編集]


 
 

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