ももくその、楽園てどこにあるんだろう・・・。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

工作員はすぐそこに・・・。

禁酒で眠れない夜の為に、何冊か本を買った。
そのうちの1冊が、帚木蓬生の「受命」だった。


この作家は昔から好きで、新作が出ると必ず読んでいた。
医学部を卒業し、精神科医として活躍しながら小説を執筆。
医療の現場に立つ人が描く、医療サスペンスはとても面白い。


しかし、今回の小説「受命」では、話のコンセプトに度肝を抜かれた・・・。


。:゜(;´Д`)゜: だ、大丈夫ですか・・・?

何が「大丈夫ですか?」なのかと言うと、答えは「作者の命です」   (゚Д゚)


なんだなんだ?どういうことだ?jumee☆whyL
と、お思いでしょうが、詳しく話すとネタバレなのでぼかします・・・。


この帚木蓬生が書いた本を始めて読んだのは「閉鎖病棟」だった。
この本の主人公は精神病棟に入院している患者なのだ。
なのですべて患者視線で描かれている。


今でこそ言葉は変わったが、いわゆる「精神分裂症」や「ボーダー」などの人々が
世間から疎まれながら必死に生きる閉鎖病棟で殺人事件が起きて話が展開する。


精神科医の彼だからこそ、描けた作品だったのだなぁ~と、面白くて一気に読めた。
しかも、泣けた・・・。


そんな彼の最新作(単行本で)「受命」は、これまた世間でタブー(?)とされている事
(というか腫れ物)を題材にしている。


まあ、簡単に言えば、「北朝鮮批判」なんだけど・・・。
フィクションと謳いながら、


(⓪⓪) てかこれ!!!
      ノンフィクションでしょ!!??



と、思ってしまうような緻密な描写、彼の国の指導者を実名で出して、隠された出生の
秘密や周知の事実も描いている。


最後の結末を読んで思い出したのが、10年くらい前に起きた事件、「悪魔の詩事件」だ。
。:゜(;´Д`)゜:


みなさん覚えているかな・・・?
筑波大学の助教授が突然、何者かの手によって殺害された事件。


捜査を進めて分ったことが、この教授がある小説を翻訳していたこと。
それが、イギリスの作家サルマーン・ルシュディーが書いたムハンマドの生涯を描いた、
「悪魔の詩」だった。


しかし、この小説の内容がアラブのムスリムには冒涜的であるとされた為、
イラン最高指導者ホメイニの煽動の元、ルシュディーの死刑宣告に続き各国の翻訳者・
出版関係者を標的とした暗殺事件が各国で発生した。


そんな最中で日本での暗殺事件・・・。
日本は平和って信じていたのに、たかが翻訳しただけで殺害されてしまうなんて
とても信じがたかったのと同時に、背筋が凍った記憶がある。


日本に潜伏し、テロを試みる機会を窺うアルカイダの人々よりは、日本に潜伏する
北朝鮮の工作員のほうが現実味があるもんだ・・・。


再度言いますが・・・、


。:゜(;´Д`)゜: 帚木先生、命大丈夫デスカ・・・?


人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ
           にほんブログ村 


受命―Calling受命―Calling
(2006/07)
帚木 蓬生

商品詳細を見る


閉鎖病棟 (新潮文庫)閉鎖病棟 (新潮文庫)
(1997/05)
帚木 蓬生

商品詳細を見る
関連記事
スポンサーサイト

PageTop
 

コメントコメント


管理者にだけ表示を許可する
 

 
 

トラックバックトラックバック

トラックバック URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。